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ロンドン市場、円安進み一時1ドル=153円台…トランプ氏返り咲きで日米金利差拡大の思惑も

読売新聞 / 2024年10月23日 21時56分

日本銀行本店

 23日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで円安が進み、午後5時、前日(午後5時)と比べて1円36銭円安・ドル高の1ドル=152円35~37銭で大方の取引を終えた。日米の金利差を意識した円売り・ドル買いで、7月31日以来、約3か月ぶりの円安水準となった。

 その後、23日のロンドン外国為替市場ではさらに円安が進み、一時、1ドル=153円台をつけた。

 来月5日の米大統領選挙で、トランプ前大統領が優位との見方が広がっている。市場では、トランプ氏が返り咲けば、積極的な財政政策でインフレ(物価上昇)が進むとの思惑から米長期金利が上昇し、日米金利差の開きを意識した円売り・ドル買いが加速した。

 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏は、「米経済の減速懸念は後退しており、円が売られやすい環境になっている」と指摘した。

 対ユーロでは、62銭円安・ユーロ高の1ユーロ=164円25~29銭で大方の取引を終えた。

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