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イスラエル高官、カタール・アメリカ・エジプトと協議へ…停戦交渉再開に向け

読売新聞 / 2024年10月25日 17時33分

イスラエル国旗

 【エルサレム=田尾茂樹、ワシントン=田島大志】イスラエル首相府は24日、パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉を巡り、対外情報機関モサドのダビッド・バルネア長官を27日にカタールに派遣すると発表した。停滞する交渉の再開に向け、仲介役のカタールや米国、エジプト高官らと同日協議する。

 エジプト政府の発表によると、イスラム主義組織ハマスの代表団は24日、カイロを訪問し、エジプト側と協議した。AFP通信によると、ハマス幹部は「イスラエルが停戦に応じれば、戦闘を止める用意がある」と伝えたという。

 だが、ハマスの壊滅を掲げ、ガザでの軍駐留を主張するイスラエルと、恒久停戦や軍のガザからの完全撤退を求めるハマスとの隔たりは大きく、今後の協議の行方は見通せない。

 米ニュースサイト・アクシオスによると、ハマスに拘束されている人質のうち少人数の解放と引き換えに2週間程度の停戦やガザへの人道支援拡大などが検討されており、双方がどこまで歩み寄れるかが焦点だ。

 カタールを訪問した米国のブリンケン国務長官は24日の記者会見で、ハマス最高幹部ヤヒヤ・シンワル氏の殺害に触れ、交渉担当者が数日中に会合を開くとの見通しを示した上で、「今こそ戦争を終わらせ、人質全員を確実に帰還させるべき時だ」と改めて訴えた。

 ガザやレバノンでは25日もイスラエル軍による攻撃が続いた。ロイター通信によると、レバノン南部では25日に宿泊施設が攻撃され、記者3人が死亡した。

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