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竜王戦第3局、逆転勝利を収めた藤井竜王「1日目の時点で失敗したと思っていた」…2勝1敗に

読売新聞 / 2024年10月26日 19時31分

竜王戦第3局で、投了を告げる佐々木勇気八段(右)。勝った藤井聡太竜王はシリーズ成績を2勝1敗とした(26日、京都市の仁和寺で)=若杉和希撮影

 将棋の最高位を争う第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)は、藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)と佐々木勇気八段(30)の第3局が25、26の両日、京都市右京区の世界遺産・仁和寺で行われた。勝負は26日午後、99手で先手の藤井竜王が勝ち、シリーズ成績を2勝1敗とした。

 本局は佐々木八段が意表を突くダイレクト向かい飛車を採用。藤井竜王は後手の玉頭に狙いを定め、戦いを仕掛けた。途中、佐々木八段の方が手厚いと思われる局面もあったが、藤井竜王は勝負手を連発して逆転に成功。最後は鮮やかに寄せ切った。

 終局後のインタビューで藤井竜王は「1日目の時点で失敗したと思っていた。(93手目)▲5四角と打ったあたりから、形勢はわからなかったが、楽しみはあるかなと思った。第4局までは間があくので、いい状態で臨めるよう、しっかり準備していきたい」と話した。一方、敗れた佐々木八段は(75手目)▲5四歩と突かれたあたりから距離感がわからなくなった。気が付いたら負けにしていることが多いので、(次の対局までに)そのあたりを何とかしていきたい」と語った。

 第4局は11月15、16の両日、大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」で行われる。

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