兵庫県知事選挙、「二転三転」自民県議団が自主投票を決定…斎藤氏への支援は禁止

　兵庫県の斎藤元彦前知事の失職に伴う知事選（３１日告示、１１月１７日投開票）で、県議会最大会派の自民党県議団は２７日、独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。一方で、県議会が全会一致で斎藤氏への不信任を決議したことから、選挙戦で斎藤氏への支援は禁止するとした。

　自民県議団は今月上旬、擁立断念をいったん決めたが、県選出の国会議員の意見を踏まえて方針を転換。２７日の議員団総会では、国会議員にも出馬を打診したが同意が得られなかったことが報告され、擁立は困難と判断したという。

　知事選には、斎藤氏を含め８人が立候補を表明している。