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自民党、比例第1党は維持したが59議席と2012年に次ぐ少なさ…立憲民主党は44議席に積み増し

読売新聞 / 2024年10月28日 19時48分

 比例選(定数176)は、自民党の獲得が59議席にとどまり、2009年の55議席や12年の57議席などに次ぐ少なさとなった。公明党は20議席で、現行制度下で最も少なくなった。立憲民主党は21年前回選の39議席から44議席に積み増し、国民民主党は前回選の5議席から17議席に躍進した。

 自民は比例第1党は維持したものの、前回選の72議席から大きく減らした。得票率でみても、前回選の34・7%から減少し、自民が野党に転落した09年と同じ26・7%で衆院選の最低タイとなった。公明は小選挙区比例代表並立制が導入された1996年衆院選以降で最少だった2009年と17年の21議席を下回った。自公合わせても79議席で、比例定数の過半数89に及ばなかった。

 立民は前回選では全11ブロックで自民の議席を下回ったが、今回は北海道、東京の両ブロックで自民と並んだ。国民は、重複立候補者の大半が小選挙区選で勝利し、比例選で当選資格のある名簿登載者が不足したため、公職選挙法の規定に基づき、東海ブロックで自民と立民に1議席ずつを、北関東ブロックで公明に1議席を譲った。

 日本維新の会は前回選の25議席を下回る15議席にとどまった。地盤とする近畿ブロックで10議席から7議席に減らし、東北、中国、四国の各ブロックで議席を失った。共産党は7議席だった。小選挙区で積極的に候補を擁立し、比例票の掘り起こしを図ったが、前回選の9議席に届かなかった。

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