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囲碁・棋聖戦、井山裕太王座が一力遼棋聖への挑戦権獲得…挑戦者決定トーナメントで山下敬吾九段下す

読売新聞 / 2024年10月28日 21時35分

井山裕太王座(8月1日撮影)

 囲碁界の最高位を争う第49期棋聖戦(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)の挑戦者決定トーナメント決勝三番勝負第1局が28日、大阪市の日本棋院関西総本部で行われ、午後8時50分、Sリーグ優勝の井山裕太王座(35)がAリーグ優勝の山下敬吾九段(46)に180手までで白番中押し勝ちした。決勝は変則三番勝負でSリーグを制した井山王座に1勝のアドバンテージがあり、井山王座は通算2勝とし、2期連続で一力遼棋聖(27)への挑戦権を獲得した。

 この日の対局は、井山王座が難解な競り合いから相手の大石を攻める展開に持ち込み、優勢を築いて勝ちきった。

 井山王座は大阪府東大阪市出身。2016年と17年の2度、七大タイトルを独占する「七冠」を達成した。棋聖戦では13年から9連覇を果たしたが、22年の七番勝負で一力棋聖にタイトルを奪取された。前期も挑戦者になったが3勝4敗のフルセットで敗退した。

 4連覇を狙う一力棋聖との七番勝負は来年1月16日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で開幕する。

井山王座の話「最高の舞台に戻れてうれしい。七番勝負で、今の自分に出すことができる最高のものを目指したい」

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