橋本環奈の「パワハラ報道」で朝ドラ＆紅白どうなる？ SNSの疑問にNHKはどう答えたか

橋本環奈さん（2020年撮影）

2024年10月30日、俳優・橋本環奈さんのパワハラ疑惑が「文春オンライン」で報じられると、橋本さんが主演を務める連続テレビ小説「おむすび」（NHK）や、3年連続の司会抜擢となる「第75回NHK紅白歌合戦」を降板するのではないか、と指摘する声がSNSで上がった。

橋本さんの事務所は31日、報道された記事は「事実無根であり明らかに事実と異なる内容である」と全面否定。「文春オンライン」の報道をきっかけに朝ドラや紅白は降板になるのか。NHK広報局に聞いた。

「おむすび」や「NHK紅白歌合戦」の出演はどうなる？

文春報道では、少なくとも8人のマネジャーが橋本さんのパワハラが原因で退職したと指摘している。ドリンクを出すタイミングを間違えると「なんで今あるんだ」と激怒する、などの関係者の証言を紹介している。

これに対し、橋本さんの事務所は翌31日、記事の内容を公式サイトで否定した。代表取締役社長の伊藤功氏の名義で書かれた文章で、「もともと裏表のない人柄でさっぱりした性格ですがいつも人には真摯に向き合い、それは外部の方のみならず弊社のスタッフにも同様であり暴言を吐くなどは論外です」などと説明。

伊藤氏は、記事で掲載されたスタッフへの発言が自身のものならばまだ理解できるとしつつも、「取材の対象者が私のそれらの発言を橋本環奈が発したものとしてすり替え、取材に答えたものと考えられ、貶めようという意図や悪意を感じます」と指摘した。

文春オンラインの報道を受け、「事実なら朝ドラ降板も仕方ないかもね」「朝ドラ降板するの？」「朝ドラ途中降板もあり得る」などと、SNSでは「おむすび」の出演に関して言及する声が上がった。また、24年の大晦日に放送される「紅白歌合戦」の司会についても似たような指摘が上がっている。

今回の記事で、橋本さんの朝ドラや紅白の出演はどうなるのか。J-CASTニュースは、今回の報道に対する受け止めや今後の出演などをNHK広報局に尋ねた。同局は11月1日、「ご質問の報道について、特にお答えすることはありません」と回答した。