1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

触れただけで皮膚ただれる「カエンタケ」、東京の公園で相次ぎ見つかる…食べると死亡する恐れ

読売新聞 / 2024年11月2日 16時53分

目立つ赤やオレンジ色が特徴的なカエンタケ(東京都健康安全研究センター提供)

 東京都青梅市や福生市の公園などで、触れただけで皮膚がただれる猛毒キノコ「カエンタケ」が相次いで見つかった。両市は除去を進めるとともに、子供たちが誤って触らないよう注意を呼びかけている。

 都健康安全研究センター(新宿区)によると、カエンタケは赤やオレンジ色で、棒状の形をしている。毒性が強く、触れるだけで炎症を起こすほか、食べると発熱や下痢などに加え、脳神経障害で死亡する恐れもあるという。

 青梅市によると、10月上~中旬、同市内の緑地「青梅の森」と隣接する「永山公園」で相次いでカエンタケが見つかった。いずれも遊歩道近くにあるナラの木の根元で見つかり、住民の連絡を受けた同市の担当者が除去した。同市は、現場周辺に注意を促す看板も設置した。

 また、福生市によると、10月上旬、同市内の「武蔵野台西公園」でも、植え込みにカエンタケが生えているのが見つかった。すでに同市が除去した。市は市内の全小学校に注意喚起したほか、職員が2日に1度、同公園を巡回している。

 都健康安全研究センターの担当者は「赤色で目立つ外見だが、特に子供が絶対に触らないよう気をつけてほしい」と呼びかけている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください