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北朝鮮のICBM発射「安保理で対処していく必要性ある」、4日に協議…事務総長「明らかに違反」

読売新聞 / 2024年11月2日 17時8分

10月31日に行われた大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星19」の試射=朝鮮通信

 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は、北朝鮮が先月末に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、4日に対応を協議する会合を開く。11月の議長国を務める英国のバーバラ・ウッドワード国連大使が1日、記者会見で明らかにした。

 会合は日米韓などが要請した。ウッドワード氏は、今回のICBMの発射は「前例のない規模で、地域的、国際的な安全保障への影響が懸念される」と指摘した。北朝鮮が「国際法や制裁を長年にわたって破ってきた」と非難し、「安保理で対処していく必要性がある」と語った。

 ウクライナを侵略するロシアへの北朝鮮の派兵を巡る問題についても会合で協議する意向を示した。

 これに先立ち、国連のアントニオ・グテレス事務総長は10月31日、ICBMの発射について「明らかに安保理決議に違反する」との非難声明を出した。

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