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「みちのく潮風トレイル」全線開通5周年…相馬で「復興の道」たどる

読売新聞 / 2024年11月4日 0時0分

松川浦大橋を歩き、ゴールを目指す参加者たち(3日、福島県相馬市で)=永井秀典撮影

 太平洋側の東北4県を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年を記念した「みちのく潮風トレイルウォークin相馬」(環境省など主催、読売新聞社など後援、アシックス・日本航空特別協賛)が3日、福島県相馬市で行われた。読売新聞創刊150周年記念事業の一環。全国から376人が参加した。

 この日は晴天に恵まれ、参加者は約6キロと約10キロのコースに挑んだ。川口稲荷神社など東日本大震災からの復興が進む被災地や、2020年にオープンした「浜の駅 松川浦」を見ながら歩き、全長520メートルの松川浦大橋では景勝地・松川浦の眺望を堪能した。

 10キロを完歩した横浜市鶴見区の西徹さん(68)は「潮風を感じながら歩くのは爽快だった。これを機に東北各地を歩きたい」と笑顔で話していた。

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