26年ぶりVに全ベイ歓喜「つらいときも励まされた」…ハマスタ前、ファン埋め尽くす
読売新聞 / 2024年11月4日 5時46分
26年ぶりの優勝にハマの夜が沸いた――。横浜DeNAベイスターズが3日、日本シリーズ第6戦で福岡ソフトバンクホークスを破り、1998年以来の日本一を決めた。セ・リーグ3位からの下克上での栄冠。地元での悲願達成に、球場だけでなく街中が涙と歓喜に包まれた。(佐野真一、佐藤官弘)
優勝の瞬間、横浜スタジアムは「きたー!」、「待ってた!」と地鳴りのような大歓声に包まれた。球団公認私設応援団「全国星覇会」のメンバーで、スタンドでトランペットを吹いた横浜市金沢区の会社員男性(48)は「やっとの優勝でうれしいの一言」とこみ上げるものがあった。
98年のリーグ優勝もその目で見届けたが、以降チームは低迷。ハマスタに来場するファンが1万人を切る日も珍しくない時期もあったが、「応援でもう一度優勝させる」との思いは変わらなかった。今では、満員御礼が続く日々。拡張された球場のスタンドはこの日もハマブルーで染まり、「あきらめずに応援し続けてよかった」。
球場前の横浜公園も、チケットを入手できなかったファンで埋め尽くされた。日本一が決まると、「三浦(大輔監督)コール」が湧き起こり、しばらく鳴りやむことはなかった。友人と訪れた東京都府中市の会社員男性(27)は、「つらいときもベイスターズに励まされた。苦しんだ末の三浦監督の優勝に涙が止まらない」と話した。杉並区の会社員男性(30)は「チームを鼓舞し続けた桑原将志選手がいたからここまで来られた。あきらめず最後までやり抜くベイスターズの姿に何度も勇気をもらった」と叫んだ。
「亡き夫にささげたい優勝」と喜んだのは、ファン歴60年以上という横浜市磯子区の女性(84)。生前の夫とハマスタに何度も足を運んだと振り返り、「色々な思い出がよみがえる。言葉が出ません」と涙をこらえた。
今季ブレイクし、日本一に貢献した梶原昂希選手の母校・神奈川大野球部の岸川雄二監督(51)は「チームに貢献している姿がうれしかった。ポテンシャルを考えればまだまだ成長できる選手。ファンの皆さんに愛される選手でいてほしい」と話した。
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