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東京証券取引所、きょうから取引時間30分延長…終了時間の延長は70年ぶり

読売新聞 / 2024年11月5日 11時45分

取引時間の延長を知らせる円形掲示板(5日、東京都中央区の東京証券取引所で)

 東京証券取引所は5日から、株式の取引時間を30分延長し、午後3時半までにする。終了時間の延長は70年ぶり。投資家の取引機会が増え、市場の利便性が高まることが期待される。

 延長で1日の取引時間は、午前9時~11時半(前場)と午後0時半~3時半(後場)の計5時間半になる。東証内の円形掲示板には5日午前、延長を知らせる文言が英語で表示された。

 終了時間の延長は、午後2時から3時に延ばした1954年以来。2011年には昼休みを縮めて、11時までだった前場を11時半までに30分延ばした。

 今回の延長は、20年10月の大規模なシステム障害で、売買が初めて終日停止したことがきっかけだ。障害時も当日中に取引を再開しやすくなるように、システムを更新するとともに時間の延長で余裕を持たせた。ただ、多くの企業はこれまで、取引が終わる午後3時以降に投資家向けの情報を開示しており、情報開示も遅くなることが懸念されている。

 連休明け5日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の午前の終値は、前週末終値比420円99銭高の3万8474円66銭だった。前週末に1000円超下落した割安感から買われている。米IT大手株の上昇を受け、半導体関連株の値上がりが目立つ。

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