音声対話型の生成AI、自然な速度・世間話で孤独な利用者に寄り添う…ロート製薬が開発
読売新聞 / 2024年11月5日 14時16分
ロート製薬は、孤独・孤立の解消を支援する音声対話型の生成AI(人工知能)を開発したと発表した。利用者に寄り添って悩みなどを聞き出すことを重視し、相手に合わせた自然な速度で対話するのが特徴だ。
東大発のAI開発の新興企業や児童精神科の医師の協力を得た。パソコンやタブレット端末で利用でき、対話は音声入力と、文字入力によるチャット形式のどちらかを選べる。
「チャットGPT」に代表される生成AIは、短時間で効率的に質問に答えるのが一般的だ。ロートの開発したAIは、「調子はどうですか?」といった世間話も交えて話を引き出し、利用者に、内省や振り返りを通じて新たな気付きを促すという。不安をあおるような回答は避ける。
利用した不登校の子ども30人の9割以上が「楽しかった」と回答し、中には「悩みを聞いてもらい、心が軽くなった」「AI相手で、遠慮せずに悩みを話せた」とのコメントもあった。今後、自治体や企業と協業し、具体的な活用方法を検討するという。対話型のAIを巡っては、頻繁にやり取りを続けると孤立を深める恐れがあるとの指摘もある。
この記事に関連するニュース
-
AIエージェントの時代到来=開発加速、人の仕事代替
時事通信 / 2024年11月2日 15時19分
-
【オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン】フローレンス、生成AIと人による24時間対応のハイブリッド型子育てSNS相談「いまきくイヌAI(あい)ちゃん」をサービス開始
PR TIMES / 2024年11月1日 18時40分
-
寄り添い型音声対話AIをPKSHAと共同開発、社会実装に向けた検証を開始
PR TIMES / 2024年10月24日 14時15分
-
ロート製薬と、孤独・孤立感の解消を支援する寄り添い型音声対話AIを共同開発、研究結果をもとに社会実装に向けた検証を開始
PR TIMES / 2024年10月24日 13時45分
-
株式会社RATHが自分だけの“デジタル個人秘書”を育てるスマホアプリ『AIboW(相棒)』をリリース
@Press / 2024年10月22日 15時0分
ランキング
-
1トランプ氏の当選確実、沖縄から懸念の声 基地負担はどうなる?
毎日新聞 / 2024年11月6日 20時25分
-
2「戦争が終わってくれれば…」道民から期待の声も トランプ氏が勝利宣言 アメリカ大統領選
STVニュース北海道 / 2024年11月6日 18時33分
-
3練習や試合中にミスした際にセクシュアルハラスメントや差別的な発言を受けた ディオッサ出雲FC所属の外国人選手2人が日本女子サッカーリーグに告発 チームは監督の発言については否定 島根県
日本海テレビ / 2024年11月6日 18時1分
-
4「ピザーラ」配達バイクが歩道を走行、動画拡散で批判相次ぐ 運営会社「警察署に相談の上、厳正に対応」
J-CASTニュース / 2024年11月6日 14時36分
-
5石破首相「心からのお祝いを」 トランプ氏“勝利宣言”に祝意
日テレNEWS NNN / 2024年11月6日 19時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください