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デフテニス国際大会、女子シングルスで日本勢が表彰台独占…混合・女子ダブルスもV

読売新聞 / 2024年11月6日 18時56分

女子シングルスで(左から)3位の鈴木梨子、優勝した菰方里菜、2位の宮川百合亜。日本勢が表彰台を独占した=畔川吉永撮影

 来年11月に日本で初開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の日本代表選考を兼ねたデフテニスの国際大会は5日、東京・有明テニスの森公園で最終日が行われた。

 女子シングルスは昨年のデフテニス世界選手権を制した菰方こもかた里菜(同大)が制した。宮川百合亜(日大)が2位、鈴木梨子(専大)が3位に入り、日本勢が表彰台を独占した。

 決勝は菰方が6―1、6―4で宮川に勝利。菰方は「調子は良くなくプレッシャーもあったが、勝てて良かった」と喜んだ。

 このほか日本勢は、4日に行われた混合ダブルスで宮川楓雅ふうが(藤野企画)、宮川百合亜組が優勝し、男子ダブルスは親松直人(鹿島道路)、今井悠翔(京産大)が準優勝。女子ダブルスは菰方、鈴木組が制した。

 日本ろう者テニス協会は大会の結果などを踏まえ、今後、男女それぞれ4選手をデフリンピック代表に選出する。菰方は「デフリンピックではシングルスと(女子と混合の)ダブルスで金メダルをとりたい」と話した。

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