富士山の初冠雪を甲府地方気象台が発表…１８９４年の観測開始以来最も遅く

初冠雪が観測された富士山。朝日で赤く染まっている（７日午前６時２２分、山梨県富士吉田市で）

　富士山で７日、初冠雪が観測された。１８９４年の観測開始以来、最も遅い記録となった。甲府地方気象台によると、昨年より３３日、平年より３６日遅い。午前６時１５分頃、山頂付近が白くなっているのを甲府市にある同気象台から職員が目視で確認した。

　これまでで最も遅かったのは、２０１６年と１９５５年の１０月２６日だった。