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1世帯あたりの消費支出は28万7963円…9月の家計調査、前年同月比1・1%減

読売新聞 / 2024年11月8日 16時12分

総務省

 総務省が8日発表した9月の家計調査によると、1世帯(2人以上)あたりの消費支出は28万7963円と、物価変動の影響を除いた実質で前年同月比1・1%減だった。前年同月を下回るのは2か月連続。台風の影響を受けて自動車購入を控える動きが出たほか、物価高による食料品の買い控えも続いた。

 品目別では「交通・通信」が11・8%減だった。台風で販売店への客足が伸びず、自動車購入は40・6%減となった。

 「食料」は横ばいだった。前年より休日数が多かったことで外食への支出は9・8%増だったが、肉類や野菜・海藻、果物、酒類などへの支出は減少した。価格の上昇が続くコメへの支出は、8月の買いだめの反動で購入が減ったとみられ、7・4%減だった。

 物価高で購入数量を減らしたり、より安いものを選んだりする節約志向が高まっている模様で、総務省によると、肉類への支出も豚肉が減り、より安価な鶏肉が増えているという。

 「教養娯楽」も横ばいで、宿泊料や遊園地入場・乗物代が増える一方、雑誌などが減った。

 2人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入は実質で1・6%減で5か月ぶりに前年同月を下回った。消費支出は3・9%減で5か月ぶりに実質で減少した。

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