侍ジャパン、９日から強化試合・チェコ戦…日本一のＤｅＮＡ勢も合流して臨戦ムード

日本代表に合流し、調整する桑原＝青木瞭撮影

　野球の国際大会「ラグザス　プレミア１２」に出場する日本代表「侍ジャパン」は９、１０日にチェコ代表との強化試合「ラグザス　侍ジャパンシリーズ２０２４」に臨む。８日は試合会場のバンテリンドームナゴヤで調整した。日本シリーズに出場したＤｅＮＡの牧秀悟、桑原将志、佐野恵太とソフトバンク・栗原陵矢も合流し、臨戦ムードが高まった。

　２６年ぶり日本一の歓喜から中４日。牧は疲れを見せず、フリー打撃では同組の栗原と競い合うように柵越えを連発した。「意外と疲労感も抜けていた。万全な状態でいけると思う」と牧。ＷＢＣの世界一メンバーだけに、「本当に負けられない」と気合は十分だ。

　日本シリーズで最高殊勲選手（ＭＶＰ）に輝いた桑原は、久々の代表入り。井端弘和監督から「試合出るぞ」と声を掛けられ、「はい」と即答したという。盛り上げ役としても期待される元気印は、「自分のプレースタイルで、ぶれずに代表でも貢献したい」と誓った。

チェコ・ハジム監督「いいゲームをしなければいけないという責任を感じている。攻撃でも守りでも最善を尽くして戦いたい」