坂本花織が今季世界最高得点で優勝、日本勢が表彰台独占…ＧＰシリーズ第４戦・ＮＨＫ杯

男子で大会連覇した鍵山優真（９日）＝武藤要撮影

　フィギュアスケート・グランプリ（ＧＰ）シリーズ第４戦ＮＨＫ杯最終日（９日・東京代々木体育館）――女子は、ショートプログラム（ＳＰ）首位の坂本花織（シスメックス）がフリーで１５２・９５点を出し、合計２３１・８８点で優勝した。いずれも今季世界最高得点。坂本はＧＰ２連勝で、シリーズ上位６人（組）による１２月のファイナル（仏グルノーブル）進出を決めた。ＳＰ２位の千葉百音（木下アカデミー）が合計２１２・５４点で２位、青木祐奈（ＭＦアカデミー）が３位で、日本勢が表彰台を独占した。

　男子は、鍵山優真（オリエンタルバイオ）がフリーで１９４・３９点をマークしてＳＰに続いて１位となり、合計３００・０９点で連覇を果たした。壺井達也（シスメックス）が３位。ＳＰ２位の三浦佳生（オリエンタルバイオ）は６位だった。

　ペアは、ＳＰ首位の三浦璃来（りく）、木原龍一組（木下グループ）が合計２０９・４５点で２位となり、ファイナル進出が決まった。