美髪のために始めたい毎日のヘアケア、30代と40代で変えるべき?美容家に聞いた正しい"髪の洗い方"も必見。
東京バーゲンマニア / 2024年11月10日 21時11分
髪が人に与える印象は肌以上に大きく、パサつき、うねり、白髪、抜け毛など、年を経るごとに人には言えない悩みが増えていきます。
今回は、ヘアケアにスポットを当て、30代と40代でケアは変えるべきなのかといったことについてお話ししていきたいと思います。
30代・40代でヘアケアは変えるべき?
髪は遺伝的な要因が大きく関係しているので、年齢よりもその人それぞれの髪の状態に合わせてヘアケアを行うことが大切です。
しかし、一般的には40代になると女性ホルモンが急激に減少していくことも関係し、抜け毛や薄毛などの悩みが深まっていく傾向にあります。年齢による髪を取り巻く事情を考慮し、必要なケアを行いましょう。
30代も40代も汚れを落とすことからスタート。今更聞けない髪の洗い方
美髪を育むためには、汚れを落とすことから始めましょう。抜け毛や頭皮のトラブルが気になる方は湯シャンを取り入れるのもひとつの手です。しかし、その場合は丁寧な予洗いを行うことが大前提。髪の洗い方は、下記の通りです。
(1)クッション性のあるブラシで乾いた状態の髪を丁寧にブラッシングする。最初に毛先をブラッシングし、髪の絡まりを取ってからポニーテールを作る要領で全体をブラッシングする。
(2)38度程度のシャワーで髪をかき分けながら2~3分程度地肌と髪を予洗いする。
(3)シャンプーをよく泡立ててから髪や地肌に乗せ、指の腹を使って優しくマッサージするように隅々まで洗う。このときツールを使う場合は地肌への当たりがソフトなものを使い、同じ箇所に長時間使用する、強い力を加えるといったことは避けること。爪を立てるのもNG。頭皮を傷つけないよう注意すること。
(4)シャワーでよく髪をすすぐ。
(5)水気をある程度切ってから毛先を中心にトリートメントをもみ込むように塗る。その後櫛で髪を梳かし、数分(メーカーの指示があればそれに従うこと。なければ、3~5分程度を目安に。)放置。
(6)シャワーで洗い流す。
時間に余裕のあるときに行いたいスペシャルケア
週に1~2度行いたいのが、頭皮の汚れを落とすスペシャルケア。日頃のシャンプーでは落とし切れない汚れを落とすためにスクラブやプレシャンプー、炭酸シャンプーなどを導入するのがおすすめです。
また、髪のダメージが気になるときは、トリートメントを塗った後に蒸しタオルで髪を覆い、シャワーキャップをつけて湯船に数分浸かるケアがおすすめ。トリートメント成分がよりなじみやすくなり、指通りのいい美髪へ導きます。
髪を洗った後は保湿などのケアを
髪を洗った後は水気をタオルに吸収させるようなイメージでタオルドライをしましょう。このとき髪や頭皮をゴシゴシと擦らないこと。
タオルドライしたら頭皮のケアを行います。抜け毛を防ぎ、健やかな髪を育む効果が期待できる育毛剤は、髪の質に悩んでいる方や女性ホルモンの減少などで抜け毛が気になり始める40代の方に特におすすめしたいアイテムです。
それほど髪に悩みを抱えていない方は、頭皮用エッセンスを使うという選択肢も。いずれにしても洗ったままではなく、必ず保湿する習慣を身につけましょう。ただし、どのようなものを使うかも大事なポイント。
乾燥していないか、日焼けしていないか、フケや赤みは出ていないかなど頭皮の状態をよく確認し、必要なケアを行いましょう。デリケートな状態の場合には、低刺激、無添加といったアイテムを選ぶことも大切です。
アウトバス用トリートメントの選び方とドライの温度
アウトバス用トリートメントは、タオルドライした後ドライヤーを使う前に使用しましょう。アウトバス用トリートメントにもいくつか種類がありますが、軽い仕上がりのものから順に、ミスト、ミルク、クリーム、オイルというのが一般的です。
髪のダメージ具合に応じてミストと他の3アイテム、ミルクかクリームにオイルをプラスして使うこともできます。ただし、つけ過ぎには注意し、毛先を中心になじませましょう。
髪のダメージ補修を主な目的にするならミルクかクリームが、しっとりとしてまとまりのあるツヤ髪に仕上げたいならオイルがおすすめです。
アウトバス用トリートメントを塗ったらドライヤーで髪を乾かしましょう。シャンプー後、それほど時間を置かずにドライすることが大事です。
髪を乾かすときには地肌から。スカルプモードなど温度を少し下げてドライヤーは20センチほど離し、同じ箇所に温風を長い時間当てないように注意しましょう。髪をかき分けながら温風を当てていきましょう。
地肌の後は髪を乾かしますが、毛先に直接ドライヤーを当てるのは避けること。8割程度髪が乾いたら冷風に切り替えて乾かしましょう。
毎日の丁寧なケアが、美髪を育むためのコツ。ぜひお試しください。
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