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日本保守党・百田尚樹代表が少子化対策で過激発言 批判続出に「私の表現のドギツさは否めない」

J-CASTニュース / 2024年11月10日 11時15分

日本保守党・百田尚樹代表が少子化対策で過激発言 批判続出に「私の表現のドギツさは否めない」

百田尚樹氏のX(@hyakutanaoki)より

日本保守党の代表で作家の百田尚樹氏が2024年11月9日、8日公開のYouTube番組「ニュースあさ8時!」で、少子化対策をめぐる例え話として過激な提言を行ったことを謝罪した。

「若い娘にどういうふうに子ども産ますかやね」

波紋を広げたのは、日本保守党代表の百田氏と同党の事務総長を務めるジャーナリストの有本香氏がパーソナリティを務めるYouTube番組「ニュースあさ8時!」での百田氏の発言だ。

同番組では、少子化問題に関連した「直近10年間の出生減少率 ワースト1位秋田県41.5%」とのトピックで、地方から上京する女性が増えたことで、地方での成婚率が下がり、結果として少子化を招いているのではとした。

百田氏は「若い娘にどういうふうに子ども産ますかやね」「やっぱりね、社会構造を変えるしかないのよ」とし、「これは(この案が)ええ言うてんのちゃうで」と複数回繰り返した上で、少子化対策にへの過激な対策を提言した。

「女性はもう、『18歳から大学に行かさない』とかね。仮にそれぐらいの構造(の変化)が必要」

その上で、「これまたむちゃくちゃな小説家のSFと考えてくださいよ」と前置きし、「『25歳を超えて結婚独身の場合は、生涯結婚できない法律にする』とかね。そうしたらみんな焦るで。はよ結婚したらな、って」と発言。

有本氏は「たしかにね、子どもを産むっていうことには時間制限があるってことを、やっぱり本当に子供たちに教えるべきだとは思います」とした。

すると、百田氏は「ほんで30歳を超えたら、子宮摘出手術をすると」と発言。これを「やめなさい、こら」とたしなめる有本氏に、百田氏は「いやこれSFやで」とあくまでも空想上の提案だとした。有本氏は「SFでもそれはちょっといくらなんでも」と制していた。

「不快に思われた人に謝罪します」

過激な発言に、SNSでは「『こんなこと言ったらどんな前置きや言い訳をしても炎上するな』って分からない感性がもう無理」「女性を『子を産む機械』としか考えておらず、こんなの少子化対策などではなく、『女性蔑視』『女性差別』でしかありません」など、批判の声が相次いだ。

過熱する批判に、百田氏は9日「謝罪ポスト」を行った。

「『やってはいけないこと』『あくまでSF』という前置きをくどいくらい言った上での『ディストピア的喩え』ではありましたが、私の表現のドギツさは否めないものがありました。不快に思われた人に謝罪します」

その上で、「メディア、こぞって『切り取り』! おそらく記者は誰も発言の全部を見てないんやろうな」ともつづっている。

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