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生成AIを訪日外国人への観光案内に活用、ヤマトHDが羽田空港で実証実験

読売新聞 / 2024年11月13日 0時4分

ヤマトHDなどが導入したアバター。カメラやマイクを搭載しており、前に立って話しかけて利用する(12日、羽田空港で)

 ヤマトホールディングス(HD)などは12日、羽田空港で生成AI(人工知能)を訪日外国人への観光案内などに活用する実証実験を始めた。空港内のヤマト運輸の手荷物カウンターに大型ディスプレーを設置し、表示している犬のキャラクターに英語や中国語で話しかけると、音声で答えてくれる。実験は12月8日まで行う予定だ。

 手荷物カウンターは、手続きに不慣れな訪日外国人らが毎日500人ほど訪れ、空港内の案内を頼まれて従業員が対応に苦慮することもあるという。AIを使い、代わりに空港の施設や鉄道駅を案内したり、観光地情報を説明したりできる。

 今後は、伝票の作成など窓口業務も補助できるよう、開発を進める予定という。

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