ノンフィクション作家の髙橋秀実さん死去、62歳…村上春樹さん「アンダーグラウンド」でリサーチャーも
読売新聞 / 2024年11月13日 13時20分
自らの視点や実感を大切にした個性的な作品で知られたノンフィクション作家の髙橋秀実(たかはし・ひでみね)さんが13日、死去した。62歳だった。喪主は妻、栄美(えみ)さん。
1961年、横浜市生まれ。東京外国語大モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社を経てノンフィクション作家となり、作家の村上春樹さんが地下鉄サリン事件の被害者に話を聞いた「アンダーグラウンド」でリサーチャーを務めた。「素晴らしきラジオ体操」のほか、日本社会の深層に迫った「からくり民主主義」「トラウマの国ニッポン」などの作品で注目を集めた。
2011年、「ご先祖様はどちら様」で小林秀雄賞を受賞。「趣味は何ですか?」や「おやじはニーチェ」など、ユニークな切り口の作品を数多く発表した。日本有数の進学校の野球部に取材した「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」は14年、テレビドラマ化された。本紙読書委員や人生案内の回答者も務めた。
今年9月に校正者の仕事に迫る「ことばの番人」を刊行したばかりだった。10月に胃がんなどで入院していた。
この記事に関連するニュース
-
ノンフィクション作家の高橋秀実さん死去
共同通信 / 2024年11月13日 19時47分
-
ノンフィクション作家の高橋秀実さん死去
時事通信 / 2024年11月13日 19時43分
-
「讃岐うどんはもろちん、骨付き鶏もうまい」の間違いがわかるか…月刊誌で実際にあった"恥ずかしすぎる誤植"
プレジデントオンライン / 2024年11月13日 18時15分
-
百田尚樹「"子宮摘出"発言」どれほどヤバすぎたか 「フィクション」で許されるラインとの境界線は?
東洋経済オンライン / 2024年11月12日 15時30分
-
マッカーサー草案を翻訳した日本国憲法は「誤訳」だらけ…改正議論の前に「校正」が必要である理由
プレジデントオンライン / 2024年10月27日 7時15分
ランキング
-
150代になったら要注意「足を守る」正しい歩き方 人間の足は50年で「耐用年数」を過ぎるという
東洋経済オンライン / 2024年11月13日 7時20分
-
2夜中に目が覚めてしまう…理由は「トイレ」が最多 じゃあ目が覚めたら何をする?
まいどなニュース / 2024年11月13日 12時50分
-
3山梨・長崎幸太郎知事が富士山登山鉄道で反対団体から聞き取り 「実験台にするな」批判も
産経ニュース / 2024年11月13日 17時13分
-
4ただのペンだと思った?実は「6つの工具機能」を搭載したマルチツールなんです!
&GP / 2024年11月13日 6時30分
-
5ユニクロ・無印良品・GU「傑作中の傑作」「他ブランドなら10万円超の品質」コスパ抜群のコート3選
日刊SPA! / 2024年11月13日 11時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください