侍ジャパン、辰己涼介が初回に先制の犠飛…中軸の役割果たす

１回無死１、３塁、辰己が先制の犠飛を放つ（１３日）＝片岡航希撮影

　野球の国際大会「ラグザス　プレミア１２」（読売新聞社など協賛）は１３日、日本と台湾で１次ラウンドＢ組が開幕し、２連覇を狙う日本代表「侍ジャパン」はバンテリンドームナゴヤで豪州と対戦し、９―３で下して白星発進した。　

日本９―３豪州

　日本の初得点は、初選出の３番辰己のバットから生まれた。一回、無死一、三塁の好機で高めの速球を捉え、左翼後方への犠飛とした。今季、１５８安打を放って最多安打のタイトルを獲得した２７歳の左打者。中軸を任されて役割を果たし、「国際大会の独特の雰囲気（がある中）で先制点が取れてよかった」と振り返った。