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世界遺産・醍醐寺で開創1150年の大法要

読売新聞 / 2024年11月14日 23時58分

上醍醐の五大堂前でたかれる護摩壇(14日午後、京都市伏見区で)=川崎公太撮影

 世界遺産の真言宗醍醐派総本山・醍醐寺(京都市伏見区)で14日、開創1150年慶讃けいさん大法要が始まり、山伏姿の修験者らが参列した。50年に1度の大法要は18日まで続く。

 開祖・理源大師聖宝しょうぼうは奈良の東大寺で修行後の874年、醍醐山(約450メートル)山上の上醍醐で寺を創建した。

 14日は、国宝の五重塔などがある麓から、参列者ら約100人が約3キロの道のりをホラ貝を吹き鳴らして練り歩いた。山上の五大堂前では、錫杖しゃくじょうの音や読経が響く中、護摩壇から立ち上る炎に参拝者らが護摩木を投げ入れた。

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