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竜王戦第4局、対局再開…藤井聡太竜王の封じ手は攻め合い画策した「△9八香成」

読売新聞 / 2024年11月16日 9時11分

竜王戦七番勝負第4局で、封じ手を立会人の久保利明九段(左)に手渡す藤井聡太竜王(15日、大阪府茨木市で)=若杉和希撮影

 藤井聡太竜王(22)(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)の第4局は16日午前9時、封じ手が開封され、対局が再開された。

 第4局は大阪府茨木市の文化・子育て複合施設「おにクル」で15日に始まった。対局2日目の朝、立会人の久保利明九段が開封した封じ手は△9八香成。遠巻きの攻めながら、攻め合いを画策した手だ。

 1日目を終えた時点で、藤井竜王の残り時間は2時間53分なのに対し、佐々木八段は5時間30分。藤井竜王は残り時間で2時間30分以上の差をつけられており、2日目は残り時間を気にしながらの戦いを強いられそうだ。

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