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三笠宮妃百合子さまの一般の弔問記帳始まる…赤坂御用地で、「安らかに旅立って」

読売新聞 / 2024年11月16日 12時45分

亡くなられた三笠宮妃百合子さまを悼み、記帳する人たち(16日、東京都港区の赤坂御用地で)=代表撮影

 15日に101歳で逝去された三笠宮妃百合子さまを悼む一般の弔問記帳が16日朝、赤坂御用地(東京・元赤坂)の三笠宮邸敷地内で始まった。開始時刻の午前9時から弔問客が続々と訪れ、戦中、戦後と三笠宮さまに寄り添い、宮家を守られてきた百合子さまをしのんだ。

 夜行バスで訪れた、京都府八幡市の無職男性(77)は「穏やかで国民の母親のような存在だった。どうか安らかに旅立ってほしい」と涙ながらに語った。

 宮内庁によると、記帳の受け付けは午前9時から午後7時で、当分の間行われる。宮邸では16日夕、納棺に当たる「お舟入ふないり」が営まれ、皇族方が別れの拝礼をする「拝訣はいけつ」の儀式も行われる。

 通夜は24~25日に宮邸で行われ、本葬にあたる「斂葬れんそうの儀」は26日に豊島岡墓地(東京・大塚)で営まれる。

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