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敗れた後は取材拒否多い豊昇龍、この日は初黒星も「待ったかと思った」「しょうがない」と冗舌

読売新聞 / 2024年11月16日 21時4分

豊昇龍(右)が引き落としで阿炎に敗れる(16日)=園田寛志郎撮影

 大相撲九州場所は7日目の16日、豊昇龍が阿炎に引き落とされ、初黒星。平幕阿武剋も土がつき、勝ちっ放しがいなくなった。琴桜は熱海富士を投げで退けて6勝。大の里は宇良を圧倒して連敗を免れ、5勝。霧島は正代を寄り切り、大栄翔は平戸海との激しい相撲を制した。

 豊昇龍がバッタリ落ちた。立ち合いで阿炎にノド輪で起こされると、引き落としに両手をつき、初日からの連勝が6でストップ。「先手を取ることだけ考えていた」と、してやったりの阿炎に対し、大関は「(自分の手付きが不十分で)待ったかと思った。しょうがない」とサバサバした表情。「後半戦も集中していく」と述べた。敗れた後は取材を拒むことが多い豊昇龍が、この日は冗舌だった。

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