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PTAイベントでカセットコンロが爆発、児童ら9人けが…母親「オレンジ色の炎がテントまで」

読売新聞 / 2024年11月16日 23時11分

複数の児童が負傷した現場を調べる広島県警の捜査員や市消防局員ら(16日午後2時57分、広島市佐伯区の市立五日市南小で)=東直哉撮影

 16日午後0時40分頃、広島市佐伯区海老園かいろうえんの市立五日市南小のグラウンドで、児童らが参加するイベント中にカセットコンロが爆発した。児童ら9人がやけどを負うなどし、うち7人が病院に搬送された。いずれも意識はあり、うち2人は中等症で残りの人は軽傷という。

 広島県警佐伯署や市消防局などによると、同校では午前中に授業参観が行われた後、グラウンドでPTAが主催する「みなみふれあいまつり」が開かれていた。児童や保護者、地域住民らが飲食などを楽しんでいたところ、炭火を使って焼き鳥を提供するテント付近で、使用中のカセットコンロが突然、爆発したという。

 近くにいた人が「カセットコンロが爆発してけが人が複数人いる」と119番した。同署はコンロの使い方に問題がなかったか、経緯を詳しく調べる。

 小学4年と1年の子どもと参加していた母親(39)は「『ボンッ』という大きな音がして、オレンジ色の炎がテントまで上がって怖かった」と話した。

 現場の小学校はJR山陽線五日市駅の南西約1キロの住宅街にある。

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