兵庫県知事選、きょう投開票…「前例にない選挙」となったことで投票者増える可能性

投票所の設営作業をする市職員ら（神戸市中央区で）

　兵庫県知事選は１７日、投開票される。過去最多となる７人が立候補。候補者は神戸市などで最後の訴えを行い、１７日間の選挙戦を終えた。県選挙管理委員会によると、県内の投票所は１８１６か所で、一部を除いて午前７時～午後８時に投票が行われ、即日開票される。

　県内各地では１６日、投票所や開票所の設営作業が行われた。

　神戸市中央区のインドクラブ２階ホールでは、市職員ら９人が設営作業を進め、投票箱や投票用紙の記載台などを運び込み、決められた場所に設置した。担当者は「有権者の関心が高く、投票者が増える可能性がある。間違いのないよう、事務を進めたい」と話した。

　神戸市内では、計３４９か所に投票所が設けられる。

　知事選にあたり、県選管の永田秀一委員長は「知事選挙史上、前例にない選挙となりました。昨今、政治や選挙離れが指摘されるところでありますが、兵庫の未来を決めるのは、ほかでもない有権者の皆様です。県民５４０万人のリーダーとしてふさわしい候補者に、ぜひ貴重な一票を投じていただきますようお願いいたします」との談話を出した。