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侍ジャパン源田壮亮が追撃のソロ本塁打…代表経験豊富な名手が守備に打撃に3連勝に貢献

読売新聞 / 2024年11月17日 0時44分

4回1死、源田がソロを放つ(16日)=大原一郎撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」1次ラウンドB組で日本代表「侍ジャパン」は16日夜、地元の台湾と台北ドームで第3戦を戦い、3-1で勝って開幕3連勝。2次ラウンド進出に大きく前進した。

 前日、右肘付近に死球を受けた栗原(ソフトバンク)が先発メンバーから外れた。代わりに三塁に紅林が回り、源田が7番遊撃で今大会初スタメンを果たした。

 二回の第1打席は、直球を捉えきれず空振り三振。「真っすぐでどんどん押してきている感じを受けた。次の打席はそこを仕留めたい」。四回のソロ本塁打は、この打席の反省を生かした。真ん中付近の直球を捉えて、右翼席へと運んだ。リードを3点に広げる貴重なアーチとなった。

 2019年のプレミア12、21年東京五輪、23年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝メンバーだ。代表でも経験豊富な名手を、井端監督は若手の良い手本として期待する。

 「本当にたまたまです」と謙遜するが、出場機会が限られる中、準備を重ねたからこその本塁打だった。守備でも、いつも通りの安定感を見せた。若手の多いジャパンの中でも、まだまだ欠かせない存在であることを証明した。(林宏和)

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