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侍ジャパン「8番指名打者」佐野が2安打と犠飛で2打点…ヒットメーカーの本領発揮

読売新聞 / 2024年11月17日 22時5分

2回2死1、3塁、佐野が先制適時打を放つ=大原一郎撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で開幕3連勝の日本代表「侍ジャパン」は17日、1次ラウンド第4戦(台湾・天母球場)でキューバと対戦。試合は六回を終わって日本が6-4とリードしている。

 8番・指名打者に入った佐野が二回に先制タイムリー。2死球で二死一、三塁で回ってきた最初の打席、カウント0ボール、2ストライクからの4球目を二塁手の頭上、中前に技ありのタイムリー。「追いこまれたが、うまく食らいつくことができた」と先制打を振り返った。

 先発出場は今大会、第3戦の台湾戦に続いて2試合連続。四回の第2打席でもヒットで出塁の源田を一塁に置いて、逆方向に逆らわないバッティングの左前打でチャンスを広げ、続く佐藤の犠飛のお膳立てをした。

 五回の第3打席も一死満塁からあわや中堅手の頭上を抜けようかという大きな犠飛で5点目を稼いだ。

 首位打者と最多安打のタイトル獲得経験があり、パワーと勝負強さも併せ持つヒットメーカーが下位に座るのは何とも心強い。(デジタル編集部)

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