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侍ジャパンがキューバに競り勝ち2次ラウンド進出決定…八回に栗原が同僚モイネロから勝ち越し犠飛

読売新聞 / 2024年11月17日 23時20分

8回1死1、3塁、犠飛を放つ栗原(17日)=片岡航希撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で日本代表「侍ジャパン」は17日、1次ラウンB組の第4戦(台湾・天母球場)でキューバと対戦し、7-6で競り勝って4連勝とし、B組1位で、台湾(同2位)とともに21日から東京ドームで始まる2次ラウンドへの進出を決めた。日本は18日の最終戦でドミニカ共和国と対戦する。

 小雨の中で始まった試合は、日本が二回に佐野(DeNA)の適時打で先制、3つの犠飛や牧(DeNA)の適時打など小刻みに加点して五回を終えて5-1と優位に立った。しかしキューバは六回に3安打、3四球の、打者9人で3点を返すと七回に日本の守備の乱れに乗じて6-6と追いついた。

 キューバは六回から、今季のパ・リーグ最優秀防御率のモイネロ(ソフトバンク)が登板したが、日本は八回、一死一、三塁から栗原(ソフトバンク)の浅い左犠飛で代走の五十幡(日本ハム)が生還して勝ち越し点。九回に登板した藤平(楽天)が満塁のピンチを背負いながら要所を締めた。

 日本の先発、早川(楽天)は6回途中まで4安打4失点も、要所で変化球を武器に7三振を奪い、継投で横山(ロッテ)、鈴木昭(ロッテ)、清水(中日)、藤平(楽天)とつないだ。

 1次ラウンドは、出場12チームが6チームずつ2組に分かれて総当たり戦を行い、各組の上位2チームずつが2次ラウンドに進む。A組は1位ベネズエラと2位アメリカの進出が決定。B組の日本、台湾と合わせた4チームが決定した。

日本のスタメンは以下の通り。

▽1番レフト・桑原(DeNA)、2番セカンド・小園(広島)、3番センター・辰己(楽天)、4番ライト・森下(阪神)、5番サード・栗原(ソフトバンク)、6番ファースト・牧(DeNA)、7番ショート・源田(西武)、8番指名打者・佐野(DeNA)、9番キャッチャー・佐藤(ロッテ)、先発投手・早川(楽天)

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