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侍ジャパンが5投手で7四死球と苦しみの継投…先発早川はデスパイネへの四球悔やむ

読売新聞 / 2024年11月18日 0時51分

先発した早川(17日)=片岡航希撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で日本代表「侍ジャパン」は17日、1次ラウンB組の第4戦(台湾・天母球場)でキューバと対戦し、7-6で競り勝って4連勝とし、B組1位で、21日から東京ドームで始まる2次ラウンドへの進出を決めた。

 5回1/3を投げ、3与四球で4失点と、ほろ苦い結果となった先発の早川。最も悔やんだのは、元ソフトバンクの4番デスパイネに出した六回の四球だった。

 四球と二塁打で失点し、なお一死二塁の場面。初球は低めの変化球でストライクを奪ったが、ここから4球連続でゾーンを外れて一塁に歩かせてしまった。過去の直接対決は10打数4安打と分が悪く、「(打たれている)イメージが先行してしまった」。走者を残して降板し、試合を作ることができなかった。

 井端監督が「高い投手力、守備力を生かしていく」と日頃から強調するように、侍ジャパンの生命線は守りだ。九回は藤平が一打逆転の場面を連続三振で切り抜けたが、5投手で計7個の四死球を与えた。「無駄な走者を出したことを反省したい」と早川。頂点に立ち続けるためにも、投手陣がもう一度、原点に立ち返る必要がある。(大背戸将)

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