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ロシア軍がウクライナ全土に大規模攻撃、厳冬期を前に発電所など標的か…計画停電実施へ

読売新聞 / 2024年11月18日 9時14分

ウクライナ西部リビウで17日、ロシア軍のミサイル攻撃で破壊された建物=ロイター

 ロシア軍は17日、ウクライナの首都キーウを含む全土に大規模な攻撃を実施した。厳冬期を前に発電所などの重要インフラ施設を標的にしたとみられる。攻撃で南部ミコライウ州や西部リビウ州などで少なくとも7人が死亡。施設への被害は大きく、18日は計画停電が行われる見通しだ。

 今回の攻撃は8月以来、3か月間で最大規模とされる。ウクライナ側によれば、露軍は極超音速ミサイル「キンジャル」や巡航ミサイルなど約120発のミサイルと無人機90機を発射。ウクライナ軍は、このうちミサイル104発、無人機42機を撃墜したという。

 地元当局などによると、南部のオデーサ州やミコライウ州、西部のリビウ州で計5人が死亡。東部ドニプロペトロウシク州では鉄道の施設が被害を受け、鉄道会社職員2人が死亡した。

 ロイター通信によれば、首都キーウでも市街地で爆発音が響いた。住民らは避難した地下鉄駅の構内で身を寄せ合っていたという。

 ウクライナの国営電力会社「ウクルエネルゴ」は17日、攻撃による施設の被害の影響で、ウクライナ全土で18日午前6時から午後10時の間、計画停電を実施すると発表した。

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