1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

侵略1000日、ロシアがエネルギー施設狙い大規模攻撃・28人死亡…ゼレンスキー氏「テロ行為に目つぶらないで」

読売新聞 / 2024年11月18日 23時16分

17日、ウクライナ南部ミコライウで、ロシア軍の無人機攻撃を受けた住宅の消火にあたる消防士=ロイター

 ウクライナ国家非常事態庁によると、ロシア軍は18日、ウクライナ南部オデーサ州オデーサの住宅街を弾道ミサイルで攻撃し、10人が死亡、43人が負傷した。17日夜の北東部スムイ州スムイへのミサイル攻撃では子ども2人を含む11人が死亡、89人が負傷した。17日には首都キーウなど全土で発電所などエネルギー施設を標的にした大規模攻撃により7人が死亡した。2日間で計28人が犠牲になった。

 ロシアが侵略を始めた2022年2月24日から、19日で1000日目となるのを前に、露軍はミサイルや無人機を使った攻撃を強化している。

 17日の露軍によるエネルギー施設への集中的な攻撃では、ウクライナ側によれば、極超音速ミサイル「キンジャル」など約120発のミサイルと90機の無人機を使った。南部オデーサ州やミコライウ州、西部リビウ州、東部ドニプロペトロウシク州で少なくとも7人が死亡した。

 厳冬期を前に送電施設などエネルギー施設を狙った攻撃だとみられる。国営電力会社「ウクルエネルゴ」は17日、この影響で18日午前6時から午後10時の間、全土で計画停電を実施すると発表した。

 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は17日夜、SNSへの投稿で、首脳会議のためブラジルに集まっている主要20か国・地域(G20)首脳らに「ロシアの継続的なテロ行為に目をつぶらないことを求める」と訴えた。

 ウクライナ軍も露領内への無人機攻撃で対抗している。モスクワのセルゲイ・ソビャーニン市長は18日、モスクワ中心部から東方約70キロ・メートルの地点で無人機を撃墜したとしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください