千原ジュニアさん「故郷の苜蓿の香」は東京よりも濃い？…京都・福知山で句碑に

句碑を除幕した千原ジュニアさん（左）ら（京都府福知山市で）

　京都府福知山市出身で市のＰＲを担う「ドッコイセ大使」を務めるお笑い芸人・千原ジュニアさん（５０）が、テレビ番組で詠んだ俳句が句碑となり、商業施設「ゆらのガーデン」に設置された。ジュニアさんも出席し、１８日、除幕した。

　句碑は高さ１・４メートルで地元の御影石製。ジュニアさんが、古里を詠んだ俳句「故郷（ふるさと）の苜蓿（もくしゅく）の香は濃かりけり」が刻まれている。

　ジュニアさんが句を詠んだ４月の番組を、市内にある「中垣石材」の中垣昇太専務（３８）らが視聴。俳人の夏井いつきさんが「福知山に句碑を建ててもらいたい」と絶賛するのを見て、句碑の寄贈を決めたという。

　この日、ジュニアさんは市民ら約１００人が見守る中、大橋一夫市長や中垣専務と除幕。「苜蓿（クローバー）は東京でも見られるが、古里は緑の香りが濃いような気がするという思いを詠んだ」と解説した。

　ジュニアさんは「芸能人で句碑を建てていただくことなんてないので、こんなうれしいことはない」と喜んでいた。