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日米韓など北朝鮮のウクライナ戦線参加を批判、国連安保理…ロシアの侵略1000日目で閣僚級会合

読売新聞 / 2024年11月19日 13時23分

安保理で演説する藤井比早之外務副大臣=ロイター

 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は18日、ロシアのウクライナ侵略に関する閣僚級会合を開いた。19日で侵略1000日目となることに合わせたもので、多くの理事国が侵略を非難し、日米韓などは北朝鮮部隊のウクライナ戦線への参加を批判した。

 国連のローズマリー・ディカルロ事務次長は冒頭、これまでにウクライナの子供600人以上を含む民間人1万2164人が死亡したことなどを報告した。

 北朝鮮兵の戦闘参加を巡っては、日本の藤井比早之外務副大臣が「北朝鮮の直接支援は欧州とインド太平洋の平和と安全に深刻な影響を与える」と批判。韓国の黄浚局ファンジュングク国連大使は「北朝鮮内の約200の兵器工場が対露輸出のためフル稼働中だ」と報告した。

 米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使はウクライナへの追加支援を数日中に発表すると明らかにした。これに対し、ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は、米国がウクライナに供与した長射程ミサイルによる露領攻撃を容認したと報じられたことについて「欧州全体をエスカレーションに巻き込む行為」と反発した。北朝鮮兵については言及しなかった。

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