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侍ジャパン2次ラウンドへ「中央大コンビ」が好調…4番森下翔太の後ろに控えるキーマン・牧秀悟

読売新聞 / 2024年11月20日 6時0分

ポイントゲッターとして期待される日本の牧=大原一郎撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」は1次ラウンドが終了し、B組を5戦全勝で1位突破した日本代表「侍ジャパン」は大会連覇を目指して21日から2次ラウンド(東京ドーム)に臨む。

 日本は5試合でチーム打率3割6厘、計36得点と打線の健闘が光る。チーム本塁打は森下(阪神)と源田(西武)の2本のみながら、つなぎの打線が機能している。

 特に森下は全試合で4番に座り、打率5割7分1厘、1本塁打、6打点、10得点。走者をかえすだけでなく、チャンスメイクの意識も高いだけに、後ろに控える打者の仕事ぶりが重要となる。

 今後、キーマンとなりそうなのが牧(DeNA)だ。チームでは今季、4番のほか2番などを任され、高い対応力を見せた。ポイントゲッターとして期待されて今大会は6番に入り、打率3割1分3厘、4打点を記録。19日に日本に帰国する際に桃園空港で取材に応じた牧は、「(状態は)良くも悪くもない。どの打順でも頑張るしかない」と語った。

 井端監督は「チームのためにと、日頃から盛り上げてくれる選手の一人。彼が打つとベンチも盛り上がる」と言う。牧が打てばチームが乗るのは、日本一になったDeNAでも証明した。絶好調の中央大学の後輩・森下とともに侍ジャパンを世界一に導けるか。(林宏和)

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