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侍ジャパンがアメリカに9-1で大勝、小園海斗が2本塁打含む7打点…先発高橋宏斗が4回無失点

読売新聞 / 2024年11月21日 22時15分

5回2死1、3塁、勝ち越しとなる2点3塁打を放つ小園。この日は7打点の大暴れだった(21日)=西孝高撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」の日本代表「侍ジャパン」は21日、2次ラウンド初戦(東京ドーム)でアメリカを9-1で破って白星発進。1次ラウンドから通算で6連勝とした。

 四回までは日本・高橋宏(中日)、アメリカ・ヒルの両先発の投手戦で0-0。アメリカは五回に、日本の2番手、隅田(西武)からトーマスのソロ本塁打で先制したが、日本はその裏、下位打線の連打でチャンスを作り、9番・坂倉(広島)、2番・小園(広島)の長短タイムリーで3点を挙げて逆転した。

 日本は七回、アメリカ投手陣の制球難につけこみ、2死球の走者を置いて小園の右越え3ランで6-1と突き放した。八回には桑原(DeNA)の適時打と、小園の2打席連続本塁打となる右越え2ランでとどめを刺した。小園はこの試合、2点三塁打、3ラン、2ランで7打点の大爆発。

 投げては先発の高橋宏が4回を2安打、8三振、無失点の好投。五回から隅田(西武)、北山(日本ハム)、藤平(楽天)、横山(ロッテ)とつないで、強打のアメリカを1点に抑えた。

 21日のもう1試合はベネズエラが台湾を2-0で破った。日本は22日のベネズエラ戦に勝てば、24日の決勝進出が決まる可能性がある。

 大会は、1次ラウンドA、B組の上位2チーム、計4チームが、2次ラウンドで総当たり戦を戦う。最終日の24日に2次ラウンドの1位と2位が決勝を、3位と4位が3位決定戦を行う。(デジタル編集部)

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