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侍ジャパン、小園海斗が2本塁打含む7打点…「つなぎの打線」の主役は「受け身にならず攻めていく」

読売新聞 / 2024年11月21日 23時22分

8回2死1塁、小園がこの日2本塁打目となる2ランを放つ(21日)=西孝高撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」の日本代表「侍ジャパン」は21日、2次ラウンド初戦(東京ドーム)でアメリカを9-1で破って白星発進。1次ラウンドから通算で6連勝とした。2番の小園(広島)が2点三塁打、3ラン、2ランで7打点と、大爆発した。

 試合後、小園は興奮冷めやらぬ表情でお立ち台に上がった。2本塁打を含む、3安打7打点。2次ラウンド初戦を快勝に導いた立役者は「本当にうれしい」と喜びに浸った。

 まずは五回だ。1点を先行された直後、一死からの3連打で追いつき、なお二死一、三塁の好機で打席へ。相手右腕が投じた内角速球を右翼線へ引っ張り、勝ち越しの2点三塁打とした。塁上で雄たけびを上げ、「必死に食らいついていった結果」と語った。

 さらに七回には今大会自身初本塁打となる右翼席への3ラン。八回にも打った瞬間に本塁打を確信する2ランを再び右翼席へ運び、ゆっくりとダイヤモンドを1周した。

 1次ラウンドでも3割7分近い高打率をマーク。データの少ない投手と対戦する国際大会で対応できる要因を、金子ヘッドコーチは「1球目から勝負に入っていけるセンスがある」と言う。この試合でも初球から果敢にスイングを仕掛ける姿勢をみせ、小園は「受け身にならず、どんどん攻めていく。いつもやっていること」とさらりと言った。

 「プロ初」の1試合7打点を挙げ、今季2本しかなかった本塁打も2打席連発した。「奇跡だと思う」と小園。今大会つなぎの役割を果たしてきた2番打者が、主役級の働きを見せた。(大背戸将)

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