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ウクライナへのミサイル攻撃、新開発の「極超音速の中距離弾道」と判明…プーチン氏「米欧は迎撃できない」

読売新聞 / 2024年11月22日 3時28分

7日、ロシア南部ソチで開かれたバルダイ会議で演説するプーチン大統領=ロイター

 ロシアのプーチン大統領は21日夜(日本時間22日未明)、テレビで演説し、ロシア軍が同日、新たに開発した極超音速の中距離弾道ミサイルシステムで、ウクライナ東部ドニプロのウクライナ軍施設を攻撃したと明らかにした。ウクライナ軍が米国や英国の長射程兵器で露領内を攻撃したことへの対抗措置だとしている。今後、西側諸国の軍事施設への攻撃も可能性があると警告した。

 プーチン氏は、米国や英国がウクライナによる長射程兵器の使用を容認したことによって情勢がエスカレートした結果、ウクライナの地域紛争が「グローバルな性質を持つようになった」と一方的に主張した。

 今回の攻撃は、「オレシュニク」と呼ばれる新たな極超音速の中距離弾道ミサイルシステムのテストだったという。プーチン氏は「テストは成功し、目標は達成された」と述べ、兵器を生産している軍施設を攻撃したと明かした。

 極超音速ミサイルについて「マッハ10、つまり秒速2・5~3キロ・メートルの早さだ」として、米欧のミサイル防衛システムでは「迎撃できない」と断言した。

 ウクライナ空軍は21日、露軍が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したと発表していた。一方、米英メディアは西側当局者の分析として、弾道ミサイルはICBMではないと述べたと報じていた。

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