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千葉・犬吠埼灯台に「姉妹」誕生、英スコットランドの灯台と提携…海保「世界初ではないか」

読売新聞 / 2024年11月22日 14時52分

犬吠埼灯台(2023年5月、千葉県銚子市で)

 初点灯から150周年を迎え、国の重要文化財でもある千葉県銚子市の犬吠埼灯台と英スコットランドのマル・オブ・ギャロウェイ灯台が21日、姉妹灯台提携を結んだ。犬吠埼灯台を所有、管理する海上保安庁は「姉妹灯台の誕生は世界初ではないか」としている。

 マル・オブ・ギャロウェイ灯台はスコットランドの最も南側にある灯台で、断崖絶壁の上に設置されている。本体の高さは26メートル。犬吠埼灯台と同様に、一般の人が入場できる「のぼれる灯台」で、地域の観光スポットの一つになっている。

 初点灯は1830年で、犬吠埼灯台より40年以上早い。スコットランドの灯台技師ロバート・スティーブンソンが設計した。スティーブンソンの家族が経営していた事務所では、犬吠埼灯台を設計した灯台技師のリチャード・ヘンリー・ブラントンが、来日する際に技術研修を受けていた。

 マル・オブ・ギャロウェイ灯台などを管理しているスコットランド北部灯台局が、灯台に関する国際機関の会議の席上で海上保安庁に姉妹提携を申し込んでいた。両灯台は今後、ブラントンの功績に関する写真やビデオなどを相互に展示するほか、関係者の相互訪問などでつながりを深める。

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