侍ジャパンと対戦するベネズエラ先発の右腕、今大会１０回無失点…チームも４連勝中

台湾戦でに勝利し喜ぶベネズエラの選手たち（２１日）＝片岡航希撮影

　野球の国際大会「ラグザス　プレミア１２」に出場している日本代表「侍ジャパン」は２２日の２次ラウンドで、ベネズエラと対戦する。ベネズエラは１次ラウンド初戦でメキシコに勝ち、２戦目でパナマに敗れたが、その後は２１日の２次ラウンドの台湾戦まで４連勝中と好調で、侮れない相手だ。

　予告されているベネズエラの先発投手は、右腕のピント。今季は米大リーグのフィリーズでプレーし、６試合で勝ち負けなし。通算では３年間で３３試合に登板している。今大会では１次ラウンドのメキシコ戦と最終戦のオランダ戦で２度、先発登板し、計１０イニングで無失点とこちらも好調だ。

　また、巨人で、昨季と今季の計１８試合に登板した左腕・メンデスもメンバー入り。２０２０年に巨人でプレーしたパーラもコーチとして在籍し、日本野球にも精通している不気味な存在だ。