侍ジャパン・牧秀悟「本当に最高」の勝ち越し満塁弾…ここぞの一打で真骨頂
読売新聞 / 2024年11月23日 0時59分
野球の国際大会「ラグザス プレミア12」(読売新聞社など協賛)は22日、東京ドームで2次ラウンドが行われ、日本代表「侍ジャパン」(B組1位)はベネズエラ(A組1位)を9―6で破り、1次ラウンドから無傷の7連勝とした。
日本9―6ベネズエラ
日本が逆転勝ち。一回、辰己、森下の連続適時打などで3点を先行した。2点を追う六回は、坂倉のソロと押し出し四球で同点。牧の満塁本塁打で勝ち越した。ベネズエラは九回に1点を返したが、及ばなかった。
一振りで雰囲気一変
4時間に迫るタフな試合で、侍の力が試された。
初回に3点を先取しながら、主導権を握れず、六回に逆転を許す。重苦しくなった展開で、直後の裏の攻撃でつなぎの打撃を見せた。坂倉のソロが口火となった。二死後も安打や四球でつないで好機を広げ、栗原の押し出し四球で同点に。さらに畳みかけたいところで、6番牧が打席に入った。
1ボールからの2球目だった。外角の変化球を捉えると大きな打球は左翼席へ。大歓声の中、ダイヤモンドを1周し、「本当に最高でした。球場の盛り上がりがすごかった。打てたのはみんなのおかげ」。一振りで雰囲気を一変させた。
国際大会を勝ち抜くには、「心技体」のどれが重要なのか。井端監督は、「すべて。心技体」と言い切る。高いレベルの戦いを制する技術はもちろん、重圧に打ち勝つ精神力も兼ね備えなければいけない。そして、体力。「本当の意味で、負けたら終わりという試合が続く。連戦になって、1試合の疲労度がレギュラーシーズンとは違う」と語った。
今大会は名古屋、台湾、東京と場所を移しながら、この日で7試合目だった。ましてや牧は、DeNAで日本一となり、所属チームでも長いシーズンを戦ってきた。疲労もあるだろう。それでも、「(体調面は)普通。試合に出たらやるだけかな」と前向きに語っていた。チームが苦しい時のここぞの一打は、牧の真骨頂である。世界一を狙うプレミアの舞台で、十二分に見せつけた。(林宏和)
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