1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

駅前の空き地を芝生に変えたら、来てくれますか…北九州市が投資促す街づくりの社会実験

読売新聞 / 2024年11月24日 11時31分

黒崎駅前の商店街に誕生した「クロスパーク」

 北九州市は、同市八幡西区のJR黒崎駅前の商店街にある空き地を芝生広場に変え、憩いの場として自由に利用してもらう社会実験を23日から始めた。

 市は、黒崎地区の魅力を高めるため、民間事業者の投資を促すまちの未来図の策定を目指している。社会実験はその一環で、街路を居心地が良く歩きたくなる空間に再構築する「ウォーカブルなまちづくり」に向け、未利用地活用のニーズや可能性を調査する。

 空き地は、熊手銀天街と千日名店街の交差点に面したスーパー跡地約460平方メートル。このうち約200平方メートルに人工芝を敷き詰め、様々な人々の交流などを願って「クロスパーク」と名づけた。

 芝生広場にはテントやテーブル、椅子を設置。初日は松ぼっくりを使ったクリスマスオーナメント作りなどが行われた。子どもたちが店舗の仕事や買い物を体験するイベント「黒崎こども商店街」も開かれ、多くの親子連れらが楽しんでいた。

 社会実験は12月25日までで、今後はスタンプラリーやクリスマスイベントなども行う予定。市都市再生企画課の担当者は「(黒崎駅前の)商店街には、昼間の人通りや休憩場所が少ないという課題がある。広場ができることで人の流れがどう変わるのかを調べ、今後の展開に生かしたい」と話している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください