全日本実業団対抗女子駅伝、日本郵政グループが４年ぶり４度目Ｖ…監督「アンカーの太田琴菜が決めてくれた」

優勝のゴールテープを切る日本郵政グループの太田琴菜

　全日本実業団対抗女子駅伝は２４日、宮城県の松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの６区間、４２・１９５キロで行われ、日本郵政グループが４年ぶり４度目の優勝を果たした。

　４区のカリバ・カロラインで先頭に立ち、５区の鈴木亜由子も積水化学の新谷仁美と競り合った末に、１秒差で首位を堅持。６区の太田琴菜は序盤に積水化学の森智香子に先行されたものの、区間賞の快走で再逆転して歓喜のゴールに飛び込んだ。

　１区の菅田雅香は区間３位で滑り出し、２区の牛佳慧、３区の広中璃梨佳はそれぞれ区間２位でつなぎ、前半区間の流れも良かった。

　高橋昌彦監督は「ちょっと優勝するには力が足りないかなと思っていた中で、本当にみんながいい競り合いをしながら、そして最後にアンカーの太田琴菜が決めてくれた。もう最高の優勝だと思います」と語った。