東京２３区の新築マンション平均価格１億２９４０万円…１０月、首都圏は９２３９万円

東京・湾岸エリアにそびえるタワーマンション群（３月１９日、東京都中央区で、読売ヘリから）

　不動産経済研究所が発表した１０月の首都圏の新築マンションの平均発売価格は９２３９万円で、前年同月より４０・７％上昇した。東京２３区は４８・６％上昇の１億２９４０万円となり、６か月連続で１億円を超えた。

　首都圏の発売戸数は、２３・４％増の１８３３戸だった。増加は７か月ぶり。

　東京都中央区の大規模タワーマンションは、売り出された約２７０戸の平均価格が１億４０００万円を超えたが、即日完売した。

　建設費の高騰が続いていることなどから、１都３県の平均価格はいずれも前年同月を上回り、神奈川県以外の３都県は２桁増だった。