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プレミア12、日本の戸郷翔征が伏兵と絶好調男に一発浴びて主導権奪われる

読売新聞 / 2024年11月24日 20時45分

5回1死1、2塁、陳傑憲(奥右)に3ランを浴びた戸郷(中央)(24日)=西孝高撮影

 24日に東京ドームで行われている野球の国際大会「ラグザス プレミア12」(読売新聞社など協賛)決勝で、日本代表「侍ジャパン」が台湾代表と対戦。日本の戸郷翔征(巨人)が五回に2本塁打を浴びて4点を先制された。五回を終えて0-4とリードを許している。(デジタル編集部)

 五回表の台湾の攻撃。戸郷は、まずは無死から8番の林家正に真ん中の直球を右中間席に運ばれた。今大会打率1割台の伏兵に一発を浴びてしまった。

 ただ、今季リーグ優勝の巨人を支えた戸郷ならばここで踏ん張ってほしかったところだが、ヒットと四球で一死一、二塁とさらに走者を許してしまった。打席に迎えたのは、3番の陳傑憲。フルカウントからの内角低めの直球を完璧に捉えられた。打った瞬間にそれとわかる当たりで、打球は右翼席に吸い込まれた。雄たけびを上げる陳傑憲を戸郷は、ぼう然と見つめた。

 陳傑憲は中堅の守備でも三、四回に、右に左に走り、抜ければ長打という打球を抑えて、日本の先制点を防いでいた。今大会この試合前まで打率6割3分2厘、1本塁打と乗りに乗っている左打者に痛い一発を浴びた。

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