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プレミア12決勝、7回2度のビデオ検証はともに日本に「味方」…あわやトドメの一発はファウル

読売新聞 / 2024年11月24日 21時34分

7回2死2、3塁、井端監督のリクエストにより、打者セーフの判定が覆り喜ぶ隅田(右)(24日)=西孝高撮影

 24日に東京ドームで行われている野球の国際大会「ラグザス プレミア12」(読売新聞社など協賛)決勝で、日本代表「侍ジャパン」が台湾代表と対戦。七回には、台湾のあわやダメ押し3ランかという大飛球が、わずかにファウルになり、日本が追加点を免れる場面があった。(デジタル編集部)

 台湾が4-0とリードして迎えた七回表、一死一、二塁で4番の林安可を迎えた。ダブルスチールがあり二、三塁と場面が変わって5球目、2番手隅田のチェンジアップを林がすくい上げるようにバットに乗せた。打球は高々と上がり右翼ポール際へ。判定はファウルだったが、微妙な当たりで、審判団はリプレー検証を行った。ただ、判定は変わらず、林は結局、三振に倒れた。

 さらに、もう一度ビデオ検証があった。続く潘傑楷が、緩いゴロをショートに放つと、懸命に走り、一塁へヘッドスライディング。遊撃の源田が華麗にさばいて送球したが、判定はセーフだった。ここで日本ベンチが「リクエスト」。今度は、判定が覆り、アウトになった。

 日本の劣勢は変わらないが、とどめを刺されかねないピンチを、なんとか無失点で切り抜けた。

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