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侍ジャパンの「エース」戸郷翔征、まさかの乱調で連覇ならず…村田コーチの「70点」的中

読売新聞 / 2024年11月24日 22時20分

5回1死1、2塁、陳傑憲(奥)に3ランを浴びた戸郷(24日)=西孝高撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」(読売新聞社など協賛)は24日、東京ドームで決勝が行われ、2次ラウンド1位の日本代表「侍ジャパン」が同2位の台湾に0―4で敗れ、大会2連覇を逃した。台湾は初優勝。3位決定戦は、同4位の米国が同3位のベネズエラに6―1で快勝した。

 登板2日前、戸郷のブルペン投球を見た村田バッテリーコーチが言った。「70点って感じかな」。巨人でも共に戦うコーチの目には、好調時よりも見劣りする状態に映ったそうだ。その不安は的中した。エース格の右腕が、2発を浴びてまさかの4点を失った。

 関係者によると、代表チームを集めた当初から、決勝の先発投手は決まっていたという。戸郷は「世界一は僕にかかっている」と自らに重圧をかけてマウンドに上がった。初回二死二塁のピンチで相手の4番から空振り三振を奪うと、その後も粘り強く四回までゼロを並べた。

 しかし、五回に暗転する。8番打者に真ん中に入った直球を右中間席まで飛ばされて先制されると、さらに安打と四球で走者をためて一死一、二塁。ここで踏ん張れず、3番打者に低めの直球を右翼席に運ばれた。

 巨人のエースとして開幕投手を務め、シーズンでは自己最多の180回を投げた。疲れは当然あるだろう。今回は中継ぎだった昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは立場が違う。代表での先発は「思い描いた場所」だ。次回WBCに向けて「いい印象をつけて終わりたい」と臨んだマウンドだったが、大きな壁にぶつかった。(財津翔)

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